貞観九年(八六七年)になると小野小町は清和天皇などに目をかけられ、その歌才を在原業平らと並んで、平安貴族社会にもてはやされるようになった。そこで清和天皇は二月十二日、宮中、清涼殿に於いて、『御歌合せ』を催すよう命じた。『御歌合せ』というの…
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