元慶元年(八七七年)正月、陽成天皇の母、高子は皇太夫人となり、中宮職となった。流石の小町も、在原業平と堂々と恋をし、清和天皇の女御になった高子に呆れ返っていたが、いざ新天皇の母になり、中宮になったと知ると、そのしたたかさに感心した。自分も…
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